第三話 (シノさんとちびアコちゃん達のシラサギの街の休日。)
今日は、日頃の働きぶりにシノさんとちびアコちゃん達の意気を汲んでくれた女将さんが、休日をくれました。
シノさんもちびアコちゃんも、ヘレンの森の育ちでそれほど都会ではない、このシラサギの街でも十二分に都会でした。
シノ「休日をいただいたけど、何をしたらいいのかしら?」
ちびアコちゃん「イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️」
シノ「ちびアコちゃん達?ゴメンナサイ!イチゴはとっても高級なフルーツなの~😢」
ちびアコちゃん達「残念㌨~😢」
そうこうしていたら、【リッタ食材堂】というお店を見つけました。
リッタ「おや?お姉さん見たところ私以上のお上りさんですか?そんなしょげた顔しちゃ美人も台無し!このユーハング由来の【ミカン】食べて元気出してガンバリッタ‼️」
多分店主代理のリッタちゃんから【ミカン】をもらいました。
シノ「みんなで一緒に食べましょう~♪」
ちびアコちゃん達「わ~い♪㌨~♪」
シノさんは、ちびアコちゃん達の食べやすいサイズに【ミカン】を剥いてちびアコちゃん達にあげました。
ちびアコちゃん達「美味しい‼️㌨~♪イチゴ❤️の次に【ミカン】美味しい‼️㌨~♪」
シノ「うふふ♪またあのお店に行ったら、リッタさんにお礼を言って、今度は買いましょうね~♪」
それから数日後、シノさんとちびアコちゃん達は【リッタ食材堂】にお礼に行きました。
リッタ「おや?お姉さんとちびアコちゃん達。え?お礼?ご丁寧にありがとうございます~♪しかも、【ミカン】を買ってくださるのですか♪ユーハング由来のフルーツで栽培に仲間が苦労して商品化したんです‼️」
シノ「ちびアコちゃん達、リッタさんにありがとうございますのお礼を言わなきゃダメよ~♪」
ちびアコちゃん達「リッタちゃんありがとうございます㌨~♪」
リッタ「ちびアコちゃん達、偉いね~❤️」
結局リッタさんは、沢山おまけしてくれました。
ちびアコちゃん達「【ミカン】いっぱいなの~♪重いなの~😢」
嬉しいけれど、涙するちびアコちゃんを見て、シノさんは、
シノ「シラサギの街の人はみんな人情味溢れる人達が集まる街なのね‼️」
と、感心しきりでした。
シラサギの街、いいところです~♪
(つづく)