第四話 (シノさんとちびアコちゃん達、【エリヰト】からシラサギ商店街を守る。)
シノさんとちびアコちゃん達がシラサギの街に馴染み出してからいくらか時が経ちました。
シラサギ商店街の店主さん達もお客さん達もとても人情味溢れる人達ばかりでした♪
でした..................
ある日突然にシラサギ商店街からそれほど遠くない場所に大型店【エリヰト】が出店しました。
活気に溢れるシラサギ商店街に閑古鳥が鳴き始めました。
みんながみんなではありません。安さや便利さが人情味よりも上だということでもありません。
シノさんとちびアコちゃん達は、シラサギ商店街のみんなが大好きです。
シノ「あの【エリヰト】何かがおかしいわ...」
ちびアコちゃん達「シノちゃんどうしたの㌨~?」
シノ「うん、ちょっとね...」
ちびアコちゃん達「シノちゃんと一緒に【エリヰト】調べる㌨~♪悪いの見つけるの㌨~♪追い出すの㌨~♪」
シノ「うふふ♪ちびアコちゃんも私と同じなの~♪」
それから、女将さんに事情を話したら。
「シラサギの為なら有給休暇にしてあげるよ‼️徹底的に【エリヰト】を潰してあげなさい‼️」
女将さんも意外に武闘派ですね(笑)
シノさんは理由を付けて【エリヰト】の非正規雇用枠で契約社員になりました。
内偵開始です~♪
ところが【エリヰト】のお仕事は、余りに忙しくてシノさんは内偵を忘れて業務に追われてしまう日々を続ける毎日になりました。
ちびアコちゃん達「ちびアコちゃん、シノちゃんの為ならなんとかしちゃう㌨~♪」
ちびアコちゃん達は【備品倉庫】から適当に運び出して使える(?)道具を選びました。
奇跡的にそれは【エリヰト】最新の小型音声録音機『ボイスレコーダー』だったのです‼️
ちびアコちゃん達は、【エリヰト】社内(店内)に手当たり次第に設置しました。
数日後、ちびアコちゃんは小型音声録音機をお仕事で疲れ果てている。目的を忘れて業務に必死だったシノさんに渡しました。
シノ「ちびアコちゃん達、これは?」
ちびアコちゃん達「シノちゃんの為にちびアコちゃん達も頑張った㌨~♪」
シノ「‼️小型音声録音機じゃない‼️私が最近立ち読みした最新記事に紹介されていた品物だわ‼️」
シノさんとちびアコちゃんは【エリヰト】の社長トリヘイと言われている人に内緒で悪いことをしている人事部長と呼ばれる人が、農家さんの弱みにつけこんで不当な契約を契約農家にして無理やり値段を下げたり、店舗出店の最にも、所謂地上げ屋行為をならず者を雇って立ち退きをさせたりしていただくことが、明らかになりました。
これに対して、シノさんとちびアコちゃんは、社長のトリヘイに直談判しました。
トリヘイ社長は隣のウキヲエ師の女性に促されながら【エリヰト】の不手際をお詫びすると、シラサギの街から撤退しました。
シラサギ商店街に再び人々が集まり、人情味溢れるシラサギ商店街に戻りました‼️
リッタ「シノさんちびアコちゃん達ありがとうございました‼️これ!お礼のイチゴです❤️」
シノ「リッタさん、こんな高価なイチゴを...」
リッタ「最大功労賞受賞者さん達は大喜びですよ~♪☺可愛い❤️」
シノ「うふふ♪ありがとう‼️遠慮なくいただきます♪」
旅館【羽衣】シノの部屋
シノ「ちびアコちゃん達、ありがとう~♪さぁ‼️イチゴを一緒に食べましょう~♪」
ちびアコちゃん達「いただきます㌨~♪」
シノ「いただきます~♪」
みんな「イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️美味しい㌨~♪」
シラサギの街は今日も無事に平和です~♪
(つづく)