第四話《最終回》( シノさんへ、ちびアコちゃんからのお礼)
ヘレンの森の林にあるシノさんのお家には、可愛い生き物ちびアコちゃん達が一緒に暮らしています。
今日もシノさんとちびアコちゃん達の微笑ましい光景が繰り広げられています。
笑いの絶えない幸せな日々が続きました。
シノさんはふと思いました。
シノ(どうして、ちびアコちゃん達は私のところに現れてくれたのかしら?)
シノさんの疑問は、それ自体が答えなのでした。
ちびアコちゃん「ぐすん😢シノちゃんだいすき。ぐすん😢だけどお別れなの。ヘレンの森の長老様がかえってきなさいって言うの~。ぐすん😢ぐすん😢ぐすん😢」
シノ「ちびアコちゃん~😢ぐすん😢ぐすん😢ぐすん😢ぐすん😢」
ちびアコちゃん「シノちゃん、ず~っと一人でがんばってたの㌨~~。ちびアコちゃんが長老様にお願いしたの㌨~~。シノちゃんがいいって言ったら、しばらく一緒に暮らしていいよって㌨~~。だからシノちゃんだいすき㌨~。ぐすん。シノちゃんと離れたくないの㌨~。お別れしたくないの㌨~。だけどお別れなの㌨~。ヘレンの森の約束㌨~。今までありがとう㌨~😢ぐすん😢」
シノ「ぐすん😢ちびアコちゃん~!ありがとう‼️ちびアコちゃん達と暮らした日々はちびアコちゃん達が私にくれた何よりのお礼よ‼️」
シノさんもちびアコちゃん達も涙がとまりません。
ちびアコちゃん「シノちゃん、目を閉じる㌨~♪」
シノ「閉じたわよ?」
ちびアコちゃん達「シノちゃんだ~い好き❤️」
シノさんが目を開けるとちびアコちゃん達はもう居ませんでした。
でも、シノさんの心にはいつもちびアコちゃん達の微笑ましい想い出があります。
それは、いつもがんばっているシノさんへのヘレンの森のちびアコちゃん達からのお礼だったのです。
第一期(おしまい)
第二期へ(つづく)