第五話 (ヘレンの森の方から来たヘレンさんとちびアコちゃんのある一日。)
【エリヰト】騒動のゴタゴタも落ち着きを見せたシラサギの街に、風来坊の如く一人のグラマラスな女性が訪れました。
シノ「旅館【羽衣】へようこそいらっしゃいました。ご予約の御名前をお伺いしてよろしいでしょうか?」
シノさんは【エリヰト】で揉まれた経験が午前10時32分に活きています。
???「私はヘレン~ぐぅ...」
シノ「ヘレン様はご予約されていらっしゃらないようですが...」
ヘレン「してないよ~ぐぅ...この街初めて来た~ぐぅ...」
女将さん「ヘレン様、ようこそシラサギの街へ!素泊まり、相部屋でよろしければ、今回はお代はいただきませんが如何でしょうか?」
ヘレン「うん、いいよ~ぐぅ...」
シノ「女将さん、相部屋の部屋なんてあるんですか?」
女将さん「?あなたの部屋にお泊まりしていただくのよ~♪お願いね~♪」
女将さんは時々ノリが可愛く軽いです~♪
【シノの部屋】
シノ「ヘレンさん、この娘達はちびアコちゃんです❤️イチゴ❤️だいすきなんです~♪」
ちびアコちゃん「ちびアコちゃん達イチゴ❤️だいすきな㌨~♪」
ヘレン「うん、イチゴは私も好きだよ~ぐぅ...家はヘレンの森の更に奥のジョージー牛乳を売りに来たんだよ~ぐぅ...牛乳をイチゴにかけるととても美味しいよ~♪ちびアコちゃん達~ぐぅ...」
ちびアコちゃん達「シノちゃん!女将さんに新メニュー提案しちゃう㌨~♪」
シノ「【イチゴミルク】!」
シラサギの街にはまだまだ【イチゴミルク】はありませんでした。
シノさんもちびアコちゃん達が提案して気付いたくらいに珍しいメニューでした。
女将さん「ちびアコちゃん達の【イチゴミルク】良いわね。ヘレン様、ミルクの鮮度は保証できるかしら?」
ヘレン「【ジョージー牛乳】の看板に賭けて保証します!ぐぅ...」
ちびアコちゃん達「寝るな!㌨~♪」
シノ「セリフ取らないで~♪」
こうして、【ジョージ牛乳】のミルクを、【リッタ食材堂】のイチゴにかける新メニューが出来ました‼️
ちびアコちゃん達はイチゴミルクにおおはしゃぎでした❤️
シノさんは、
シノ「【ジョージー牛乳】を飲んだら、ヘレンさんみたいなグラマラスbodyになれるのかしら?」
と、ちょっぴりヘレンさんと比較してしまって複雑な心境でした。
ヘレン「シノ、ドンマイ~♪」
シノ「ヘレン?距離感縮めるのはやっ!」
ちびアコちゃん達「お友達が増えて嬉しい㌨~♪ヘレンちゃんもだいすき㌨~♪よろしくね㌨~♪」
シノ「もう!ちびアコちゃん達ったら。ヘレン、私もよろしくね~♪」
ヘレン「シノ、よろしく~それじゃ~またね~♪ぐぅ...」
ヘレンは再びヘレンの森の方へ向かって行きました。
徐々にですがシラサギの街は発展していました。
(つづく)