【オボロさんは帰宅したい】
「お兄様のお夕飯のお豆腐を買いに市場へ行くはずが…ここはどこなのでしょう?あぁぁお兄様😢オボロがただ可愛いだけの方向音痴の妹でごめんなさい…」
「おー。おっきな迷子はっけーん。」
「迷子???」
「帰り道わかんないのかー。たいへんだねー。」
見たところみょうちきりんな制服だけど自警団の人だ。曲がりなりにもオボロはムラクモ空賊団の末裔この人にすがるわけには…
「へいへ~い。きにしなさんなー。私はいい年した迷子を送り届けるだけだから。」
なんとまぁ!オボロの素性は聞かずに保護して送り届けてくださるのですか?
「私の紫電についてきてー。」
勢いよく名も知らぬ自警団員さんはテイクオフされました。
オボロはその後ろをついて飛行していました…
「ぐぅー。」
寝てる???
「ふわぁぁぁぁ。よく寝たー。多分この辺だねー。じゃあねー。ぐぅー。」
そう言って翼を振りながら去って行かれました…
「あっ!お兄様~💛」
オボロの視界にお兄様の御尊顔が…
ありがとうございます。謎の居眠り運転自警団員さん♬
(わっしょい わっしょい)