第三期【第三話 女将さんの名は。】
シノさんとちびアコちゃんがお世話になっております旅館【羽衣】ですが、シノさんはふと思いました。
シノ「あれ?女将さんの名前知らないわ?」
ちびアコちゃん達「知らない㌨~‼」
疑問に思うシノさんでしたが、お仕事中です。結局後回しにしてしまいました。
そして、忘れてしまいました。
カナリアの街は、飛行機が離発着出来るように飛行場が造られました。
いつぞやのナツオ班長さんも、イナーシャぶん回して張り切って働いてる人の一人です。
そんなカナリア飛行場に一人の議員さんが降り立ちました。
ユーリア議員さんというそうですね。
ユーリア「ルゥルゥはどこかしら?」
ルゥルゥ?誰でしょうか?
カナリアの街にルゥルゥさんがいたか?
と、カナリアの街は騒然としました。
すると、女将さんが【羽衣】から出てきました。
ユーリア「あら、ルゥルゥ。こんなところに居たのね💕」
ルゥルゥ「はぁ、ユーリア。あなたはいつもそうやって周りの人を振り回して………………」
シノ「女将さんのお名前はルゥルゥさんなんですか?」
ルゥルゥ「あら?言ってなかったかしら?」
ユーリア「あなたも大概ね……………………」
ちびアコちゃん「大概㌨~♥」
ユーリア「あら、可愛いわね……………」
ちびアコちゃん達「ちびアコちゃん㌨~♥」
ユーリア「ちびアコちゃんね💕よろしくね」
シノ「あの…ユーリアさん、御用件は?」
ユーリア「ゴホンッ!カナリアの街の視察よ!!あなたは?」
シノ「従業員のシノです。ちびアコちゃん達も私の大切な親友であり、同僚です!!」
ユーリア「ルゥルゥ?まぁ精々頑張りなさいな。この娘達が【羽衣】を左右するかもしれないわ。」
ルゥルゥ「あなたに言われるまでもないわ。」
ユーリア「あら、そう?」
ユーリア議員は颯爽と大空へとテイクオフされました。
シノ「女将さんの名は。?」
女将さん「旅館【羽衣】女将《ルゥルゥ》よ」
ちびアコちゃん「なんで誰も知らなかった㌨~😭💦」
(つづく)