【ちびアコちゃん達とちびカナリアンズちゃんと再びのカナリアの街㌨~♥㌨】
第五話【ちびハルカゼちゃんとウッズマン】
~前回までのざっくりなあらすじ~
シノさん達はヒナノ鉱業の最深部に向かいました……
「ヒナノ鉱業って掘削に自信があるのも…………(´・д・`)ワカルワァ…」
「たくさん穴掘り㌨~♪」
「ヒナノすげー。」
「機械のチカラですか……」
「ちびミントちゃんは機械よりもすごいですね……」
掘削場のさらに奥のもっとも~っと奥のほうから、キャッキャキャッキャと、なんだかかしましい声がしてきました。
「ウッズマンデキター♪」
「ウレノコリハユルサレナイワヨ…」
「ウッズマン…ナミガキテルワ…」
なにやら可愛い妖精さんが……ウッズマンというオッサン饅頭をせっせとつくっています……
その時でした……
《おい!富嶽のカチコミだ!》
「富嶽??」
~ヒナノ鉱業敷地内飛行場~
【富嶽の二人】ですね😇
「ウチんとこのシマでなにしとんねん…」
「ヒナノ鉱業ですわ!お許しくださいまし!」
「勝って気ままにここらで営業したらあかんで……」
「ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ穴があったら入りたいですわ!」
(いや…ヒナノ社長アナタは穴を掘るのがお仕事なんじゃ……)
シノさんは心の中でめっちゃツッコミを入れました。
~それはさておき~
「ところで妖精さん、あなた達は?」
「私はちびユーカちゃん!こっちはちびエリカちゃん!その隣がちびベルちゃん!みんなでちびハルカゼちゃんダヨ♪」
「あなた達がつくっていたものは?」
「ウッズマンだよー♥」
「売れるのかしら?」
「ナミガキテルワ……」
シノさんがウッズマンの在庫状況を軽く調べると、ウッズマンは大量の在庫を抱えていました!
「半額セールでもしないとさばけないわ……」
「ウッズマン……自信作なのに……」
その半額セール準備をシノさん達はなりゆきで手伝っていました。
「誰が半額セールをしてって言ったかしら?」
「私に断わりも無く半額セールしてんじゃないわよ!」
「半額セールさせてください!」
「断わりをすればヨシ!」
こうしてヒナノ鉱業の奥でウッズマンをつくっていたちびハルカゼちゃん達の在庫は半額セールをして売り尽くしました……
「私にはまだウッズマン職人は早かった……」
「ドンマイ㌨~♥いちごウッズマン㌨~♥」
「ウッズマンにいちごを入れる??斬新なアイデア!!」
「ちびユーカちゃん……いったんウッズマンは忘れなさい…」
「エッ!」
「私も賛成だわ…」
「ナミガヒイタワ……」
「ううっ…ぐすん…😭」
ちびハルカゼちゃん達はヒナノ鉱業敷地内から去りました……
「私達は何をしに来たのかしら?」
「だめだこりゃ㌨~‼」
(つづく)