【第三話】《カナリアの街にヒナノ鉱業現る》
カナリアの街はポカポカ陽気なお日様の香り漂うちびリッタちゃんのようなお天気です!
「う~ん…長老様はちびヘレンちゃんに…リッタはちびリッタちゃんに…ミントはちびミントちゃんに…ちびアコちゃんはちびアコちゃんか……」
シノさんは今までの流れを整理しようと努力しています。
「シノちゃん♥お外ポカポカ㌨~♥お出かけしたい㌨~♥」
「シノーちびヘレンはまじねみー。」
「せい!ハッ!トリャ!ちびミントは修行㌨です!」
「この宿に紫電が~♪リッタリッタ~♥」
みんなそれぞれやりたいことがあるみたいですね。
「ちびアコちゃん達、私とお出かけしたい?」
「シノちゃんとお出かけしたい㌨~♥わ~い㌨~♥」
~シノさんとちびアコちゃんはあてもなくカナリアの街をぶらぶらしています~
「あれ?あそこにいるのは……」
「ちびガーベラちゃんに何か?㌨~‼」
《ちびガーベラちゃん可愛い……‼》
「いつぞやのちびガーベラちゃんとちびニコさんだわ!」
~シノさんは割って入る2人の妖精さんの誤解を解きました~
「勝手に決めつけてごめんなさいでした㌨~‼」
「いや、可愛いから仕方ない。」
遠くから声が聞こえました……
《うわきものっ♪うわきものっ♪うわきものっ♪》
『ぬうっ!ちびシアラ!!』
ちびニコさんは行ってしまいました……
「ちびガーベラちゃんはどうしてここにいたの?」
「このポスターみてた㌨‼」
【こんな事もあろうかと!落とし穴に確かな実績 ヒナノ】
最近カナリアの街で掘削機を大量に導入しているヒナノ鉱業の宣伝ポスターでした。
その紹介文章が個性的なものでした。
『あああああぁぁぁイサオ様っ!アナタはどうしてイサオ様㌨ですか?ヒナノはっ!ヒナノはっ!穴が無いから掘りたいっ!』
「ヒナノ鉱業……やべーやつね……」
「シノちゃんバッサリ㌨~~~~😭」
(つづく)