【第二話】
(可愛いマフィア妖精さんのちびシアラさまとちびローラさんとの出会い)
カナリアの街並みはシノさん達が居た頃よりもはるかに発展を遂げていました。
シノ「時の流れを感じざるを得ないわ……」
ちびアコちゃん「リッタ食材堂のいちごが食べたい㌨~♥」
シノ「ちびアコちゃんは本当にいちご大好きよね(笑)」
シノさん達一行はリッタ食材堂を目指して歩きました……が、そこには【ritta shopping mall】と銘打たれた巨大商業施設が建設されていました!
ちびリッタちゃん「Σ(゚д゚;)です!」
フッチくん「あれ?シノさん?姉ちゃん元気ですか?」
マイちゃん「りっしゃんげんき~?」
シノ「あはは……元気よ…」
~その時でした~
???「私共は自由白愛連合組合の者です。むふぅ…!!いけませんねぇ…組合費はしっかり納付してください……」
フッチくん「あんたら誰?しかも組合費?なんだこの馬鹿げた組合費!!」
???「むふぅ…!!いけませんねぇ…組合を馬鹿呼ばわりしちゃいましたねぇ…!!制裁措置を講ずる必要がありますねぇ…!!」
『馬鹿だから馬鹿呼ばわりされるんじゃない?きゃは☆』
???「誰ですか?」
ちびシアラさま「可愛い妖精さんのちびシアラさまよ☆」
ちびローラさん「ちびシアラ…程々になさい。」
???「なんですか?この馬鹿げた妖精は?」
ちびローラさん「なんて?鉛玉食らわすぞ!!ええんか?」
ちびシアラさま「あららーあなた馬鹿ねぇ…ちびローラは怒りの臨界点を超えると
【死神妖精ちびローラちゃん】になっちゃうのよ~あはは☆」
死神妖精ローラちゃん「それであんたら去ねるんか?ここでくたばるんか?どっちにすんのじゃ!!」
???「ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノさようなら~~~~‼‼」
~自由白愛連合組合の幹部は逃げました~
フッチくん「妖精さん、ありがとうございました!」
マイちゃん「しあらしゃん、ろーらしゃんありがと~。」
ちびシアラさま「べ…べつにアンタ達を助けた訳じゃないわ……」
ちびローラさん「そういう事にしましょうか♬」
シノ「ちびローラさんが一番変わり方が激しかった…」
ちびローラさん「なんて?」
シノ「なんでもありませんなのであります!」
フッチくん「これ皆さんで食べてください!御礼のいちごです!」
ちびアコちゃん「さてもさても美味いいちご㌨~♥」
シノ「ちびアコちゃん何もしてな~い‼」
(つづく)