#コトブキ妄想劇場【#ビシッとエリート叩き上げナツオ班長】《第二話》
〖ナツオお嬢様?ナツオ班長は実はエリヰトな経歴‼〗
~第二羽衣丸就役式典は続いています~
「これはこれはラハマの令嬢ナツオお嬢様ではありませんか。ラハマ工大を首席で卒業された貴女が研究者は性にあわないと仰っりそれから音信不通でしたから皆不安でいっぱいにございました。」
初老の紳士がナツオ班長の手を取り頭を下げています。
「ご丁寧なお気遣いありがとうございます。学長先生。」
ナツオ班長のラハマ工大時代の学長先生でした!!
「チーフ!!第二羽衣丸就役おめでとうございます!!」
「ありがとう。だけど私は貴方達のチーフではもうありません。だけどチーフと呼ばれるのは懐かしいですね。今は貴方がイヅルマ飛行船工業㈱のチーフなのでしょう?」
「はい!!チーフの教えをしっかり刻んでおります!」
ナツオ班長はイヅルマ飛行船工業㈱のチーフまでしていたのでした!!かつての部下さんがチーフまで出世したのですね。
ナツオ班長はどうしてはたから見たら輝かしい経歴を持つご令嬢にしてエリヰトな人生を捨ててオウニ商会の整備班長になったのでしょうか?
(つづく)