【#シアラ様異聞録ソアラ様っ】第一話
《シアラお姉様♪双子の妹ソアラです✿》
~シアラ組 シアラ様の部屋~
「シアラ様~‼シアラ様~‼シ~ア~ラ~様~‼‼‼‼‼‼‼」
シアラ組の副官のヴィトさんが慌てふためいた様子でシアラ様の部屋をノックしました!
バタンッ!!
「イタッ(°д०॥)✷✸」
「さ・わ・が・し・い~😠さわがしい😠~」
( '-' )ノ)`-' )ぺし
( '-' )ノ)`-' )ぺし
( '-' )ノ)`-' )ぺし
「シアラ様……😭ありがたやー😭」
「アンタほんっと変態だわぁ!で?話は?」
シアラはヴィトに本題を切り出しました。
「シアラ様にお目通りを願う者がおりまして……」
「通しなさい。」
「ほへっ?」
「アンタのチェックを切り抜けたらアポ有り同然でしょー??早く呼びなさい♪」
「こちらへ……私は席を外します。」
~しばらくお待ちくださいPlease wait~
「シアラお姉様~☺」
「?アンタ誰よ?」
「説明すると長くなりませんがシアラお姉様の生き別れの双子の妹でソアラと申します……☺」
「短い!!けれどアンタが嘘をついているとは思わないわ。どの道このシアラ組に同じ顔が歩く事は害悪でしかないわぁ。」
「そんな……シアラお姉様…?」
シアラが顎クイで指示を出すとソアラは組飛行場格納庫に連れていかれました……!!
「私の〖雷電〗貸したげるわぁ~✿生きて無傷で返却なさい。アンタはこの〖シアラ〗の看板を背負って生きていきなさいな。」
「シアラお姉様♪」
「ソ…ソアラ……アンタは今からもう一人のシアラよ~✿中途半端な気持ちだったら生き乗れないわよ……」
ヴィトさん達が整備班員に合図を出しました。
「シアラ組〖雷電(弐)〗シアラ発進します‼」
もう一人のシアラお姉様としてソアラである私の人生がリスタートしたのです‼
(つづく)