【#イヅルマ昔話 雪女とカナリアくん】
むかしむかし、
イヅルマ地方に独り身の雪女のシノが居ったよ……
「すいません。゚( ゚இωஇ゚)゚。こんばんは(´TωT`)一晩泊めてください。」
雪女のシノがそう言うと、
「私はしがないカナリアくん職人なんです。あなたは雪女さん?寒くないように気をつけてください。」
連れない返事が返ってきたのじゃった。
「((´(´・(´・_」
|д゚)っと様子を窺っているのがカナリアくん職人のアコさんだそうな。
「もし?雪女さん?よかったら家でカナリアくんを作らんかい?」
突然の申し出に雪女のシノさんは凍りそうであったそうな。
既に凍っているような気もするが気にするでない。
「ならば、一晩お世話になりますお礼に夕餉のお支度をさせてくださいまし。」
~トントントントントンドンガラガッシャンズドドンドンドンドントントンパンパンシャキーントントントントントン~
「出来ました~♪」
「う...ここで食わぬはカナリアくん職人の名折れぞ…」
パクリッ‼
バタンキュー‼
「アコさん?」
「やってしまった.....」
雪女のシノさんはやらかしてしまったのじゃ。
カナリアくん職人のアコさんは冥界の境を彷徨い中じゃのう。
「そこの雪女よ。我らひんぬーの民がお主の罪を晴らしてくれようぞ!パンケーキパンケーキカナリアンカナリアンドラッヤッキノサクラモッチーニッ」
BOMB!!
いきなり現れたナツオ教団のナツオさんが呪術を唱えたのじゃが…
「我が名はカナリアくん。我、創造主アコの身代わりとならん‼」
というわけなのじゃ…
「ハッ!生きてる!」
「生き返った?」
「何かが起きた?」
「この人たち…医学もへったくれもないわね…」
「ご安全に!」
「ご安全に!じゃな~い‼」
「そんな~(´;ω;`)」
『アコちゃん…雪女のシノちゃんを許してあげて…』
カナリアくんの意思が働いたのかもしれませんな。
~その後アコちゃんとシノちゃんの生活が始まっちゃいますがそれはまた別のお話~
(めでたしめでたし)
【#イヅルマ昔話 雪女とカナリアくん】
〚完〛