第三話【完全なるお上りさんなシノさんとマイペースなちびアコちゃん達】
~前回迄のあらすじ~
ちびアコちゃん達を誘拐した珍獣紳士【ミカヅキ一味】達をミントさんが腹パンかましてやっつけちゃいました……
ミントさんが戻った時、オムライスはまだホカホカでした……
シノさんとちびアコちゃん達は、せっかくアレシマの都に来たのだからと観光する事にしました。
シノ「来た時はいっぱいいっぱいで見回す余裕が無かったけど、流石は【アレシマの都】ね……都会だわ……!!」
ちびアコちゃん達「とかい㌨~♬」
シノ「都会の意味わかってるのかしら……??ちびアコちゃん達……??」
???「ヘイ!嬢ちゃん!!キミ可愛いね~♥僕とそこの酒場で一杯しない?サンキューで~す!!あげポニテ~♥」
鬱陶しい野郎さんがナンパして来ました。
シノ「勝手に決めるな!!」
パシンッ!!
???「イタッ(°д०॥)✷✸何すんだよ!!」
ナンパ野郎を引っ張叩く女性が現れました。
???「アンタ!! σ゚ロ゚)σ何してんだい!!」
???「ナオミ!!これは違うんだ!!信じてくれ!!」
ナオミ「アタシのツレが失礼したね!コイツはアタシがしっかりとっちめるから!!こういう輩に気をつけな!!」
シノ「ありがとうございます!」
ちびアコちゃん達「ありがとう㌨~♥」
シノさんは、カナリアの街に無かった高層建築物や見た事も無い商業施設に圧倒されました……
所謂、お上りさんな状態です。
シノ「これが都会!!人が多すぎるわね……(困惑)」
ちびアコちゃん達「わ~い㌨~♥」
シノさんとは対象的にちびアコちゃん達は平常運転っぽいです……
シノ「ちびアコちゃん達はブレないわね……」
シノさんは、三番街のブティックに入ろうとしました、が……
店員「お客様はまだ当店にふさわしくございません。お引取りください。」
シノ「な!!」
ブティックがシノさんの身なりをチェックして、入店拒否をしてきたのです!!
ちびアコちゃん達「なんで入れない㌨~?」
シノ「都会の洗礼を受けたのよ😭ぐすん……」
ちびアコちゃん達「シノちゃん泣かないで㌨~😭」
三番街ブティックはシノさんを完全なるお上りさん認定をくだして冷やかし以下とみなしたのでしょうか?
シノさんは、いつかこのブティックに堂々と入店して見せる!と心に誓いました……
そこへスイーツ屋さんが視界に入りました。
《いちごパフェ アリ〼》
シノ「ちびアコちゃん達♥いちごパフェ食べない?」
ちびアコちゃん達「♥食べる㌨~♥いちごパフェ㌨~♥」
シノさんとちびアコちゃん達は、いちごパフェを美味しくいただきました!!
ちびアコちゃん達「♥さてもさても♥美味いいちごパフェ㌨~♪」
シノ「本当にちびアコちゃん達はブレないわね~♪」
シノさんは、お上りさん扱いを受けた事なんか吹っ飛んじゃいました!!
ちびアコちゃん達は、シノさんをまた知らない内に癒してあげていました……♥
シノ《ありがとう♥ちびアコちゃん♥》
(つづく)